フラット35を利用する場合、融資を受けるのに適合証明書が必要となるため、適合証明検査機関か適合証明技術者に依頼をしなければなりません。
「適合証明検査機関」は、住宅金融支援機構と協定を締結している指定確認検査機関や登録住宅性能評価機関になります。それなりの規模の会社が殆どです。
そして「適合証明技術者」とは、日本建築士事務所協会連合会、日本建築士連合会に登録している建築士となるのですが、これはほんとに当たりハズレが凄まじいです。
先日いつも頼んでいる建築士に適合証明を依頼しようとしたところ、ちょっと具合が悪いとのことだったため、以前に戸建で何度か依頼したことのある2級建築士に頼むことにしたのですが、これがもう最悪でした。
中古マンション(高さ13m超)の適合証明だったので、1級建築士でないと適合証明業務ができないことを知らなかった私も悪いのですが、その2級建築士は検査機関に仕事を投げて自分の報酬を上乗せして請求をしてきました。
とはいえ、そういう事はよくある話なので良いとしましょう・・・問題なのは、終わってから事前に確認していた費用より高い金額を請求されたことです。
当然うちとしてもお客様に伝えている金額と変わってしまうため「どうなってんのよこれ」と電話をすると、逆ギレされた上に「こっちは立替してるんだから、すぐに支払え」とか言い出す始末・・・。
お前が立替してるのは、お前が他所に仕事投げたからだろが。
しかも「もうおたくの仕事は二度とやりませんので」とか偉そうに言われたので、「勘違いしないでくださいよ。こっちはやってもらってるんじゃなくて、仕事あげてるんですからね。もう二度と仕事回してあげませんから」と言って電話を切りました。
私もですけど、建築士のことを「先生」って呼ぶ人がいるので、自分は偉いんだって調子づいてるのかもしれませんね・・・。
2級建築士なんて宅建取引士と変わらないレベルの資格(資格難易度ランキングの偏差値では宅建士57、二級建築士56)の癖に何を勘違いしてんだこのジジイは・・・って感じです。
本日の教訓:中古マンションの適合証明は検査機関か1級建築士に依頼しましょう。